花火
昨日、仕事できっと間に合わないだろうなぁと思っていた府中競馬場の花火大会。
最後の方のいくつかですが、歩きながら、木やマンションに遮られながら、半分は隠れてたりの状態ですが、見れました!
なんかものすごく嬉しくてね♡
昔から夜空に咲く大輪の花火が大好きです。
いつからだろう⁇気づいたらもう好きだったから、きっと高校出て一人で遠出出来るようになってすぐの頃、年の離れたまだ小さい妹連れて鎌倉の海沿いに花火観に行ったりしたなぁ…
そういえば、花火の時期になると毎年思い出す先生がいるんです。
女子高時代の現代文の先生。
今の私と同じか少し上くらいの年代の、はっきりした物言いと潔さが前面に出てるような、一風変わったかっこよさを持った女の先生でした。
その先生がある時、花火が昔から大嫌いなんだと、だから絶対見に行かないと言い切ったのです。
理由は、、、
あんなに華やかに咲いたくせに、ほんの一瞬で、ほんとにあっという間に跡形なく消え去るから、その後味の寂しさがたまらなく嫌なのだとか…。
私は、へぇ〜〜〜とものすごく感心したのをよく覚えています。
そしてふと、私はなんでこんなに花火が好きなのかなぁと。
私は多分同じ理由で逆に好きなんだと思います。
その一瞬だけ輝いてパッと消え去る運命にある花火だからこそ、跡形なく消え去ることが決まっているからこその、その輝ける一瞬に悔いなく集中して全てを出し切るように思い切り咲く様が好き♡
観る方も一瞬なのを知っているからこそ集中して味わい尽くし、去りゆく残像に開放的な夏があっという間に過ぎ行く寂しさも重ねて、思わず涙ぐむ。
うん、やはりロマンチックには一人で浸るのがいい。
たとえ誰が一緒でも、私は一人勝手に浸るのがいい。
今年は何回観れるのかなぁ💕