もっともっと受け取り、選び取り、取り入れるセンスを

最近、カウンセラーさんや施術者の方とお話しをしていて、はたまたそういう活動をされている方のブログなどを読んでみて、突然ふと感じたことがありました。

 

みんなみんな、私は人の溝を埋められる、癒してあげられる、欠けている何かを与えられると思って活動しているんだなぁと…

 

私には、ある意味衝撃でした。

 

「え!!!こちら側から人が人を癒すのは救うのは埋めるのは与えるのは無理じゃない?それってきっと自己満足だよね…。」

 

ていうのが、私の正直な感想でした。

あくまでも、私がふとした様々な流れから私はそう感じたというだけの話なんですがね。

 

私はそういった活動はやっていないので、唯一私が与える方の立場でその関係が成り立ってるのはやはり子供に対してかな。

 

そして私が思ったのは、こちら側から与えられる〇〇できるではなくて、受け取る側が受け取れるか、選べるか、取りにこれるかなんだろうなぁということ。

 

だから与える側として出来ることは、相手がどうやってどれだけを受け取れるのかは相手の力量だからそこは手放すこと。

 

お仕事である以上枠組みはあるし制限も理想もあって、それを選んでくれる人に向けて自分の価値観の中でしっくりくるサービスだけを提供していくのは当たり前のことだと思います。

 

だから、自分が出来るとしたら受け取る能力を高めていくこと。

選んで取りに行く、そして自分のフィールドの中に自分が一番心地よい方法で罪悪感持たずに落とし込んでいくことかなぁと。

 

特に女性には、結婚して独り身じゃなくなった時、子供を産んで手も離せないし時間も余裕もない時、その中でお金も自由にならない時、そんな自分だけではどうにもならない状況が結構長く続くと思います。

 

でもね、その中でも自分さえ自分の心地よさを快適さを嬉しさを感激を知っていれば、自分の今いる状況の中で受け取れるものって案外たくさんあるんですよ!

 

まずは開いて世の中を見渡してみること✨

 

そして、自分のご機嫌とるのに重要な要素をピックアップしておくこと✨

 

心地よさの体感を常に忘れずにいること✨

 

人も世の中もこの上なく優しいんだなと実感している今日この頃です。

 

 

きっとね、かけらを見つけたいと、溝を埋めたいと、癒されてまっさらになりたいと求め続けて、それでもやっぱり絶対に完全には叶わない。

でもそれが人間らしさで、そこが人の魅力なんだろうなぁと思います。

 

それは、このブログの題名の由来にもなっている源氏物語を読んで、光源氏の在り方をみてそう感じたのでした。

求めたものは全て手に入るのに持っているのに、決して完全に満たされた自分には出会えないという人のこの世の儚さ…なんとも深く魅力的な世界観です。

 

これはまたそのうちに気が向いたらで(笑)